■観劇マナー

□はじめに
・・・わざわざ言わなくても判りきってることとは思うんです。
でも、改めて確認の意味で。
少しでも出演者の評価が下がらないように、との願いを込めて。
基本的な観劇のマナーのお話をさせていただきます。

って、私がマナーの何を知ってんだよ?
お前に言われたかねーよと思われるかもしれませんが。
そこは、ひとつ我慢をしていただきまして、長くなりますが、お付き合いくださいませ。

□マナーを守る意味って?
コンサート、ミュージカル、ライブ、そして舞台。
形は様々ですが、出演者がいて、それを見る観客がいる、という点では、どれも同じです。
つまり、ステージとは、そのステージを魅せる人たちだけでできるものではなく、
それを見る私たち、観客もステージを作るひとつの要素であるということなのです。
魅せる人たちがいくら完璧な仕事をしていても、受け止める観客がちゃんと役割を果たしていなかったら、そのステージは成功してるとは言えません。
そりゃあね、魅せる側の人たちの仕事が適当だったとか、判りにくかったとかね。
そういうのもありますよ、実際。
観客が受け入れられなかったとか。
内容が自分に合わなかったとか。
でも、魅せる側の人たちは、おもしろいものをって思って作ってると思うんですよ。
無駄に稽古だのリハーサルをしてるわけじゃなくてね。
少しでもイイモノを提供しようと、いろいろ試行錯誤してると思うんですよ。
だから、観客である私たちも、気持ちよく仕事ができるように、観客として舞台を整えておきましょう、って。
そういう話です。

また、今回のように、アイドルと言われる人が主演の舞台の場合、観客はどうしてもそのファンの人、というイメージがつきまといます。
実際は、共演者の人のファンだったり、純粋に舞台好きの方だったり、そういう人がいるかもしれません。
けれど、一般的なイメージは「○○のファンの人たち」(今回は二宮くんのファンの人たち)です。
結果、観客のイメージは、そのままタレントのイメージに繋がります。
良くても悪くても、全てタレントの評価になります。
得てしてマナーなどは、悪いほうが目につきやすいので、悪く言われがちになってしまうのですが。
少しでもタレントの評価が下がらず、次に繋がるような行動を心がけてください。
簡単なことです。
他人の迷惑にならないように行動すればいいんです。
私くらいマナーを破っても。
私くらい勝手なことをしても。
そう思われる方は、・・まあ、・これを読んではいないでしょうけど(爆)。
私くらい、ではなく、私がマナーを守るんだ、という意識を持ってください。

マナーを守るということは、ステージ作りに参加する、ということです。
劇場に入った時点で、あなたもステージを作る一員であることを忘れないでください。

□基本的な観劇マナー
マナーに縛られすぎて、舞台そのものを楽しめなくなる、というのは本末転倒ですから、
最低限の基本的なマナーだけをここで示しておきます。
せっかくの舞台を壊さないためにも、必ず守ってくださいね。

○携帯電話の電源は切っておく。
携帯電話に限らず、音や光を発するものは電源を切ってしまっておきましょう。
舞台は、演出が全てです。
台詞はもちろん、音響・照明全てに意味があります(当たり前のことですけれど)。
その中で、予定外の音が鳴ることや光が起きることは、あってはならないことです。
些細な音でも響いたり、周りの人の迷惑になるので注意しましょう。

○うちわ・ペンライトは、持ち込まない。
コンサートではありません。
演出上許可されている場合を除いて、基本的に応援グッズは必要ありません。

○観劇中に、やたらと叫んだりしない。
コンサートではありません。
劇中にタレントの名前を呼ぶ・嬌声を上げる行為は、迷惑以外のなにものでもありません。
感動は拍手で、面白ければ笑って、反応を返しましょう。
言葉は、演出上許可されている場合を除いて、必要ありません。

○観劇中は、前のめりにならない。
劇場の座席は、背もたれにもたれて舞台が見えるように設計されています。
前のめりになってしまうと、後ろの座席の人は、舞台が見えなくなってしまいます。
気持ちは判りますが、堪えてください。

他にも細々とあるかもしれませんが、最低限ならこれくらいです。
あとは「他人の振り見て、我が振りなおせ」です。
他人にされて嫌なことや迷惑だと思ったことは、しないようにしておきましょう。
せっかくの舞台です。
一公演、一公演が最高のものになるように。
間違っても観客のマナー違反で、しこりの残る公演にならないように。
必ずマナーは守りましょう。

それでは、楽しんで!