――――きっと理由はある。

新しい街へ引っ越してきたばかりの17歳の少年ジムは酒を飲んで泥酔し、その晩起きた暴行事件の容疑者と間違われて警察に連行される。
ジムは、そこで美しい少女ジュディと、子供のような面影の少年プレイトーと出会う。
ジュディは弟ばかり可愛がる両親の愛情を得られずにいた。
また、プレイトーは養育費だけを送りつけてくる父親に対し複雑な思いを抱いている。
やがて、3人は温情ある少年保護係レイ主任の配慮で帰宅を許される。

翌日、新しい学校に登校したジムは、昨夜であったジュディと偶然再会するが、彼女はバズ率いる不良グループと一緒で、ジムは彼らに早速目を付けられる。
彼らの挑発と策略にはまり、バズと危険なチキンレースで対決することになったジム
家へと帰りチキンレースに行くべきか父親に相談するが、父親の態度は曖昧で、怒ったジムは家を飛び出し、ミラータウンの崖へと向かう。

ジムを待ち受ける不良グループ。
煙草を吸いながら、崖の下を見下ろすジムバズは、お互い認め合うもののチキンレースをすることに。
ジュディの合図とともに、崖へ向かってアクセルを踏み込むジムバズ

運命が、大きく動き始める・・・。